異形で、人間に触れると異形にしてしまう謎のせんせと少女のお話。
最初はなんとなく、人間が本当は生きられない異世界に迷いこんだ少女と異形のせんせのほんわかファンタジーのように思ってました。が。
二人をとりまく世界はとんでも残酷で、容赦なく二人に迫ってくる。
先生の正体。少女の正体。
てっきり、と思ってたらえーという感じで。
なかなか、読めない展開でした。
あと異形達がけっこう怖い。
でもすごい綺麗でもありセンスが溢れてます。
難解なお話でもあり、自分も全部わかった、などとはとても言えないですが、そういう話もあっていいかなあ、と思います。
昔昔の本てすっごく読みづらいの多かったんでなんか感覚で読んでもいいかなあと思います。
確か作者さん、こちらの原稿凄い特殊な描き方してたような。
墨ペンだけで描いてるとかそんなような。
画力が凄いなと思います。