ネタバレ・感想あり誠のくにのレビュー

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1巻完結
2021年12月20日
新撰組、斎藤一を主人公とした物語です。
読み応え抜群です。
描写が素晴らしく物語に引き込まれます。
無駄のない言葉の使い方に、単語の意味を汲み取りながら
読み進める為、途中休憩が必要な一冊でした。
説明書きの煩さもなく、絵と人物の名前等でどの辺りの
ストーリーかを察しながら読む形の為、
一連の流れを知った上で読まれると良いです。

斎藤一は隊員の中で数少ない生き残りの人物。
真面目さ故に、自分の生きる場所を強く求め、
己の誠は新撰組であり、誠のくには会津であり
戦局が行き詰まる中も誠を信じ貫きました。
会津の誠の武士として生きた証を心に刻んでおきたいと
思います。
もっと多くの人に読んで欲しい!
ネタバレ
2021年6月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 会津というと白虎隊の悲劇が有名ですが、その他の人たちもその後も大変だったということをちゃんと描いてくれてます。そこに新選組の人たちもいました。あまり知られていないので、多くの人が読んでくれたら良いと思います。
これが誠か
2018年11月2日
走馬灯のように駆けていった斉藤一の人生やその周囲の多く人の生き様がみられ、色んなものが胸に迫った。己の信じる人のため命をなげうった人、生き抜いていった人ともにせつないけど、みなまぶしくて感じた。
人物の表情がきれいで印象的に残りやすく、背景も戦の凄まじさがまじかに伝わってくる。やっぱり上手いな。
家宝にします
2018年11月2日
斎藤さんが新撰組に入隊する経緯から会津での戦いまでを描いています。武士の気高い魂や血生臭さ、戦争の煙たさがひしひしと伝わってきます。そして、菅野先生の土方さんはほんと尊すぎます。。毎日拝みたいです。が、1巻完結じゃ駆け足すぎます!特に会津の場面はもっとしっかり読みたかったです
齊藤一を主人公にした物語。
ネタバレ
2022年11月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 齊藤視点なので、新選組の初めからは描かれていないです。
あくまでも、会津と新選組。
生きざまというか、死に所を探して、真の武士とは何か。
みんな自分の誠のために、戦って散っていったかと思うと、いろんな気持ちが胸にこみあげる。1巻完結ですが、読みやすく、わかりやすいかと思いました。
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作家名: 菅野文
出版社: 白泉社
雑誌: 別冊花とゆめ