ネタバレ・感想あり生き返っても、あの世のレビュー

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いい本だった
2022年9月29日
初めの「死んで生き返りましたれぽ」がインパクト強かったので2冊目はどんな本かと思って読みましたが…著者様が少しずつご自分の人生を取り戻していく様を独特のタッチで上手く描いており、あっという間に読み終わりました。まとまりの良い文章も絵も好き。読後感が良く、続きや他の作品も読みたくなりました。
生きるということ
2017年1月22日
前作とあわせて繰り返し読んでいます。センセーショナルなテーマですが、変に悲劇的になりすぎず淡々と描かれているところが逆に心に響きます。いろんなことに疲れて、もうどうでもいいや、と思うことは誰しもあると思いますが、そんな気持ちをゆっくり立て直してくれる作品です。
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まだ死ぬ時期ではない?って事かしら
2016年7月16日
読ませて頂きました。
個人的には、絵も好きですし文章も好きです。
うまく言えないけど糖尿病の合併症で何度も死にかけて病院を拒んだ父が最後に自分から病院に連れてってくれと泣いた時を思い出しました。
大変かもしれないけど第二の人生が終わる時までがんぱって欲しいです。
こういう現実を知りたかった
ネタバレ
2016年7月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前作とあわせて読んでほしいです。
こんな妹さんがいらしたのに、死ぬ前の作者の孤独感や不安定さに、鬱病だった頃の自分が重なりました。自分を想ってくれる人がいても、自分が苦しんでいる何か、の解決には関係ないと思い込んでいました。

葛藤や苦しみが引き算的表現で淡々と語られているのと、美しい幻覚幻聴に焦点を当てて描かれているので、もっと恐ろしい幻や,ドロドロしたむき出しの感情を求める人には物足りなく思えるかもしれませんが、私にはすんなりと心に入ってきて良かったです。

周囲から作者に届いていなかった想いが、病後の本人を繋ぎ止める穏やかな鯨や美しい音楽となって現れたのではないかと感じました。
ストンときた!
2016年7月13日
前作を読み、衝撃と感動を強烈にいただいたものです。
あの作品はまだ全然完治されていない状態で書かれたものだったと知り、驚きました。
今作は、私自身は脳に明確な病気を持つわけではないのですが、何故か感覚が少し想像できるものがありました。
自分が強いストレス状態、半ば発狂寸前になったときの…「自分は脳の認識に振り回されている」と感じるときの怖さに近いものがあるのかな、と。
また、「死にかけた人間は、生きていることに感謝するようになる人間が多いが、そんな単純なものなのか?」という疑問は以前からあったのですが、それに対してリアルで詳細な答えを聞けた気がして、すごくストンッと納得できた気がします。
今作も引き続き、大変興味深い作品でした。
それにしても…作者様にはもう無理をしないでいただきたいものですね。
かなり状態の良くないまま、執筆されていたのにはびっくりです。
これからも作者様の作品を楽しみにしているので、ご自愛ください。
本作の方が好きです
ネタバレ
2016年7月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本作の入院生活、リハビリや、リアルな現実(まともに目が見えなくても働かなければ生活が成り立たない家庭状況など)、味がわからない、字が読めない等、エッセイとして作者さんの本音が伝わってきました。これからも、もちろん無理なく、頑張って頂きたいと思いました。
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読んでよかった
ネタバレ
2016年7月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ pixivで読んでいたので続きが気になっていた作品です。
今回割引になっていたので購入しました。
タイトルの通り、読んでよかったと思います。
一つもやもやするのが、妹以外の人が冷たいなぁということ。
不摂生とか作者さんにも悪いことはあったのでしょうが、母親とみられる人や担当さんの発言はどうかと思います。
あまりの協力体制のなさに驚きました。
外野だから言えることなんでしょうが…。
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勇気づけられました。
ネタバレ
2016年7月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前作を読んでいて、その後が気になり購入しました。

シンプルな画風と飾らない表現で、胸にすっと入ってきました。
身体に傷を負って回復中の作者の正直な吐露で、読者の私でも「こんな風に感じたり考えていたりするものなんだ・・・」と思い、私だったらどうかな?と何度も考えました。

自分自身の事を飾ったり盛った話をする人は沢山いるけど、本当に琴線に触れたり記憶に
残るものは、いつも表現者が見つけたオリジナルな真実が表されたもの。

作者が東京に出ていく場面を読んだときに「勇気あるなあ・・・。そうか・・もしかしたらすれ違っている見知らぬ人でもそういう人がいるかもしれない。頑張って街に出てきている人が。」と思うようになりました。

何年後でもどんな作品でもいいです。次回作も楽しみにしています(^^)
他の誰にも成しえない、意義ある作品
2018年6月27日
前作と比べると、とても美しく、まとまりのある作品になっていると思います。

前作と同じ時期の出来事も、若干印象が違って描かれていたりもします。

それはもしかすると、そのまま作者の回復ぶりが反映されているのかも知れません。

病院等で働いたりする人にとっては、脳が損傷した人から見える世界や、心境等はとても興味深いでしょうし、身近だったからこそ、衝撃的な内容も含まれているのではないでしょうか。

そして宗教的見地から見ても、興味深い現象が幾つか表現されていますね。

神の祝福を得た作品だと言いたくなります。
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前作ありき
ネタバレ
2016年7月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前作の「死んで生き返りましたれぽ」を読んでいるか読んでいないかで感想がガッツリ割れると思います。前作からここまで回復できたのは本当にすごい。でも、あのまま順調に回復しました~!なんて、そううまくはいかないですよね、やっぱり。さすが心肺停止しただけのことはありますね…。
それでも上京して独り暮らしして、時間はすごくかかっても電車に乗れるまでになって、全く知らない赤の他人なのに、本当に良かったと思いました。もしかしたら、こういう作品を描くために神様に生かされた人なのかもしれないですね。
これは興味深い
2019年3月7日
前作の「死んで生き返りましたレポ」の続編と聞いて購入しました。前作が本当に私に取っ手衝撃だったので。前作よりはマイルドになりましたが、やっぱり内容は興味深いです。早く良くなることをお祈り申し上げます
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作ってそう
2016年9月18日
某ネットショップのレビューや、本人のアカウントを見ていたので買うかどうか迷ったが、気になったので購入。時系列がおかしいだけでしょうか?前作は数字漢字は読めず平仮名だけしか理解できない、Photoshopを開いても、アイコンツールがなにを示しているのか理解ができない・・・そんな中ピクシブに体験記をアップし始めたことになっている。前作をそのような状態で描くのは無理じゃないか?内容もクジラや歌う女性って作ってないのかなぁ?抵抗があったように書かれているけど、なんで医者に言わないの?とたいへんモヤモヤイライラしました。
ボリューム的に
2016年7月13日
淡々とアッサリと進行していきます。
そういうのもアリかと。
文章を読んでる感覚で進んでいきます。
美しい。
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ダメじゃん
2016年7月12日
病気ってこんなものではない。こんな最後に予定調和みたいな事はない。物語としてなら読めますが、ドキュメントととして描いたなら作為的。
自己満足
ネタバレ
2016年7月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 闘病生活が大変だった、というのは読んでいて痛いほどわかりました。しかしこれをお金を払って読む価値があるかと言えば微妙です。作者さんの自己満足の世界という感じで、美化されすぎているように感じます。
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作家名: 村上竹尾
出版社: 幻冬舎
雑誌: 幻冬舎単行本