168ページ。
エゴしかないタイトルに惹かれて購入。これは好きだわ。
ただ長く一緒にいただけなのに、いつどこで起きたかもはっきりわからないようなズレが時間をかけて離れられない絡みつく歪みに成長してしまった感じ。どうしてこうなってしまったんだろう、という、しろの抱える恐れやもやもや感、ひろの静かながらも確信をもった執着、良かったです。
ひたすら心がザワつくだけ、だがそれが良い、と思う作品ですが、これだけで1冊丸ごとというのはちょっと冗長に感じる部分もあったので星4つ。
単行本描き下ろしは、みおちゃん逃げて超逃げてまだ間に合うから、という気持ちに。
カバー下の著者あとがきに、自分との感性の一致を見ました。