世界制覇を目指すニグラス帝国にかつて滅ぼされた竜の国ウインディア。
その生き残りの竜騎士マズルと、竜騎士とマズルの強さに憧れた少年ゼファが出会い、逃亡生活を止めニグラス帝国に反旗を翻す為にマズルはかつての仲間を集める事に。
しかし、ただの小間使いと思っていたゼファは実はウインディア王家の末裔であった。
話の内容はこんな感じで、ファンタジー作品の国奪還作品としては王道です。
ただ、後書きでも書かれておりますが、主人公はゼファなのですが作者が気に入っているキャラがマズルの為、ゼファの成長や活躍が少なく、その分、マズルの過去への心残りにページが割かれ、読者側からしたら何でそんなものを読ませられなければならないのかというとこですね。
ドラゴンは安易に言葉を喋らせず、表情や視線などで意志表示を上手く描いています。
その分☆1つプラスです。