ネタバレ・感想あり花灯【電子限定特典付き】のレビュー

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綺麗で儚い雰囲気!
ネタバレ
2018年5月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 思いっきりネタバレしますが‥
決定的に明文と有里が結ばれたというシーンはありませんでしたが、番外編で明文の妹のひ孫が、有里のことを「ひいおばあちゃんの兄が連れてきた友人」と言っているので2人は離れたあと、再会して一緒にいたということで、ハッピーエンドだと思います!
本当はしっかりとした結末がある話が好きなので、続きが読みたいですが‥雰囲気やストーリーも好きだったので読んで良かったです◎
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解釈は委ねられている
ネタバレ
2022年6月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ ●絵柄に惹かれて手に取りました。不思議なお話でした…。6話まで(総ページ数の4分の3くらい)は明治〜大正頃のお屋敷を舞台に下宿生の明文と深窓の御令息有里のお話。悲恋…と言っていいのかな。番外編はガラリと変わって、現代の高校生萩原と転校生倉橋のかわいいお話。萩原は明文の妹のひ孫で、倉橋は(明記はされてないですが)有里の生まれ変わり…かな。世代を超えて成就する願い。
●直接的な表現ではないですが、実父との関係があるので苦手なかたは注意です。有里も父親を愛していた…のかな。だからなのか、母親のことは嫌ってる。存在を隠されていた“白薔薇の君”に、明文は(始まりこそ身体からでしたが)心で近付こうとします。有里もそれを嬉しく感じてる。手紙でのやり取りはとても愛おしいです。でも最後は…真実が暴かれて、別れを選び幕が下ろされる。最後のひとこと「あと一年…」に含みがあるのが救いか。
●はっきり描かれていないところや、回収されてない事柄、辻褄が合ってなさそうな部分もあって、特に明文と有里のその後は想像で補う必要がありますが、その委ねられた感じが心地良くもあり…。罪は償ってないかもしれない。だとしたら、隠れるように暮らしていたのかも。消息は不明。でもきっと二人はずっと一緒にいたんじゃないかな…とか。
●番外編で、有里が明文の故郷の海を見たことが分かる。倉橋はその記憶を夢に見ていて…。明文と全然違う萩原のキャラが良い。倉橋に一目惚れしたのは明文の血かな。「いつも俺は誰かの代わり」と自分を好きになれない倉橋に「お前だから」とまっすぐ言える萩原が素敵!
●『君と見た海』9Pは、番外編からの続き。かわいいキスのみ。目次に記載のない電子限定描き下ろし『忘却の花』4Pは有里と爺やのやり取り。
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ジャケに惹かれて。
2022年6月25日
ミステリアスな雰囲気と重みと深みのあるストーリーに とても 惹きつけられました。だからかな、最後は しっかりと 〆て欲しかったです。気持ちが宙ぶらりんになりました。(それでも 星に値するほど、内容は 面白かったし、絵も素敵でした。)
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心地よい不思議な話
ネタバレ
2017年3月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本編は、不思議な感じのミステリアスなお話で謎のまま話は閉じられます。番外編は現代で、直也(明文の妹のひ孫)の高校に、ユウリに似ている祐介が転校してきて、少しですが昭文とユウリのことが紐ほどかれます。でも祐介とユウリの関わりはわからない。本編も番外編も、読む人の想像にゆだねられている?それでも心地いい余韻が残り良かったです。
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不毛な愛
ネタバレ
2016年12月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ サスペンス形式な話の流れで、昔の自由のない閉鎖的な家制度に身を置く美少年と一条の光のように入り込んだ青年との情のある恋。重みのある話です。
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初めての作者
2018年10月3日
最後は微妙な感じで終わっているけど...もう少し続きを描いて欲しかった。話が面白かったので勿体ない(>_<)
うーん💦
ネタバレ
2018年7月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵の雰囲気好きで、セールだったし、高評価だったしで買ってみたけど、ハマらず💦結局、父親がショタで息子と恋して、殺してしまった息子の時効が成立するまで幽閉する話なんですよね💦なんて書いちゃうと身も蓋もないけど😌番外編では最終的に時効成立したあとで学生くんの故郷に息子が訪ねて、転生した2人が再度巡り合うってことになってるけど、転生ストーリーだと"転じて恋と生き"の流れは好きだったけど、これはそこまでグッとくる設定にもなってないし、作り込みが弱い気がしてしまいました。
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むつかしくてよくわかんない
2018年6月6日
レビューにあほみたいなタイトルをつけましたが、それに尽きます。難解でした。半額の時期に買って、雰囲気だけ楽しめたのでまあいいかというところです。大正時代のお話のようですが、大正の建造物が出てくる以外はさほど大正みはなかったです。
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あまりにもふんわり
ネタバレ
2022年8月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 204ページ。
儚げな絵柄は良かったんですが。
難解とかそういう問題ではなく、単純に、わかるように描かれていないです。物語としての筋道が存在していないと思います。
凌雲閣が健在なので明治か大正、お屋敷の薔薇園のミステリアスな美青年、不道徳な雰囲気……。
作中では、有里は母親の不貞の子、みたいに描かれており、肉体/関係のあった父親とは血縁がなく、愛憎混じりの関係性……だと思ってたら、カバー下でひっくり返されて(父母両方と血縁があるガチ父子)びっくりですよ!それ本編に入れないとダメなとこ!
有里は都合の良い記憶喪失状態だし、父親との関係がどうしてそうなってしまったのかも全く出てこないし、血縁アリの近親ものは好物なので、なぜそこを描かない……(ぐぎぎ)って感じです。自分の夫と実の子が関係してたり魔女呼ばわりされてるお母さんかわいそう。
本編は「そこで終わり!!?」って感じで終わってしまって、番外編へ。番外編は、二人の生まれ変わりみたいなそうでないようなDK2人で、思わせぶりに本編が絡んではいますが、雰囲気だけです。
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作家名: ザイム
ジャンル: BLマンガ
出版社: 竹書房