ドタバタなコミカルなのに細かくて、日本の音大から始まったのに世界に飛び出す。
登場人物は皆、人間らしい陰も陽も持ち合わせて魅力的に描かれている。
ずっとずっと笑って読み終えた。
ドラマ化される前から読んでいて、1度全巻所有していたけれど一旦手放し、またこうして電子書籍で買い直してしまうのは、登場人物の前へ前へ我武者羅に突き進むエネルギーを定期的に浴びたいからだと思う。
演者も曲も背景や歴史も知らないし、何度読んでも(作中に詳しく丁寧に分かりやすく説明されているが)さっぱり理解出来ないが、いいのだ!
のだめがとにかく全編剛腕で引っ張ってくれるのだから。