この作品自体、そしてこの作者がごり押ししている北陸新幹線自体が、新たな対立の火種になっている。
新幹線建設賛成派（首都圏在住の腐女子・にわか鉄オタ）ＶＳ建設反対派（長野県北部・北陸在住の真面目な鉄道ファン）という新たな対立の構図を生み出している。
「在来線が不便になる」「長距離を移動する際の選択肢の幅が狭くなる」と言った、至極真っ当な理由で、日本国民の９割以上が反対する中で強行建設され、弊害をもたらすばかりで何一つ恩恵をもたらさず、「東海道新幹線が不通になった場合の代替手段」としては何の役にも立たず、唯々足を引っ張るだけだった、令和の負の遺産である北陸新幹線をごり押しするだけの、実質ホモ漫画である。
作者も読者も、「地域の足である在来線・中小私鉄・路線バスを犠牲にしてでも新幹線や高速道路、自動車専用道路を建設すべき」という考え方がまかり通っていた時代で脳内時間が止まっている、若しくは脳内時間が逆戻りしている。
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