ネタバレ・感想あり笑う吸血鬼のレビュー

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最高
2022年11月8日
初めて読んだ丸尾末広さんの作品です。期待通り、独特の気持ち悪さとスリルがあって購入して良かったです。
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独特な世界
2021年2月1日
丸尾末広先生のお話はエログロ、スカなどあったりで恐る恐る読んでしまうけど、絵が綺麗なのと怖いもの見たさでつい購入してしまいます。
家に置いて友達や家族に見られるとちょっと困るので電子版がありがたいです。
この吸血鬼の話は意外にも現代なので驚きました。
無料版だけで物足りず結局購入してしまいそうです。
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好き
ネタバレ
2019年10月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ グロいけど、、、、、すごく好きです、、、、大好きです、、、、、、最も好きなセリフは後半の「世間様並みの正義感なんて持ち合わせてねーぜ」的なものです……間違ってたらすみません、、、、でも好きです、、、、好きです………💋💋💋💋
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電子書籍なら
2021年6月10日
昔、ツタヤで一巻を立ち読みしたことがあって、欲しかったけど、置く所もないし断念。電子書籍で見れて良かったです。
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月と蝙蝠が見る、鮮血春色の世界
ネタバレ
2021年4月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 耿之助は偶然出会った百三十歳の駱駝女に見初められ、不本意にも吸血鬼に加えられると、人間性を失う代わりに頭の中に咲き乱れる快楽と恍惚感にのめり込んで血を求め、夜毎徘徊し出す。そんな彼の同級生・性に激しい嫌悪感を抱く留奈と放火や残虐な夢想でしか満たされない外男など、たとえ吸血鬼という拠り所があっても、生が乾いて仕方のない生き物達を描いた大作。吸血鬼モノが多くある中、日本独自の倒錯感と五感で狂っていく耽美的なグロテスクさは国内外問わず熱狂的なファンを持つ丸尾先生にしか成し得ない世界観で唯一無二。現代とは思えないほど戦後色が強いのも先生らしい。ゆえにジャニーズ系と言われましても。また14才という設定はエヴァやポーの一族でもお馴染み、神秘的に絶妙な年頃で、大人と子供の狭間は現実と夢想の境目とも言えます。ちなみに本作の吸血鬼にニンニクや十字架は無効で日光のみが命取り、瞬間移動めいた動きや壁を這うなど身体能力は人間以上。意外だったのは牙がなく、吸血する際は刃物を用いるところ。全編、血と精の液にまみれてるものの、エログロだけで片付けたくない美しさがあります。人間じゃなくなる快感。他の生物にもなりきれない虚無感。紙面から伝わる肌の凍てついた感じがゾクッとします。特に月と蝙蝠にちなんだ名前の留奈と耿之助の妖艶さは異常。何かと留奈、留奈と気にかける耿之助が可愛い。確かに初めから彼だけが下の名で呼び、瀕死の彼女を見殺しにせず、血を分け与えた後も度々ちゅっちゅしちゃうので、前から愛し求めてたと見受けられます。そりゃピエロも惨殺されるわ。そのせいなのか、作中で幾度も描かれたセッ久より二人のくちづけの方がひどく官能的。真っ赤な血の糸で繋がる二人を終始、万華鏡を覗く様に月の穴から垣間見ていたい。そうです、あれは衛星ではありません。読者の覗き穴です。序盤で二人が被ってた覆面の様に内側と外側どちらが外の世界なのか、どちらが異端者か。彼らからすれば周囲の人間達の方がよっぽど異質な化物に見えた事でしょう。人間はどこまでも理不尽で残酷、醜くて狂気的。それでも生きていかなきゃいけない理由が分かる様で分からない。個人的に続編ハライソは蛇足。新キャラ達の魅力が乏しい事、不死だけど不老じゃないのも腑に落ちない事、そして何より耿之助の髪型が変すぎる。外男風に言えば、なんという幻滅!下巻は星4つ、上巻は星5つです。
美しい
2021年2月27日
胸糞だけどやっぱりイイ
血をわけるためのキスシーンが良かった!
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少年少女 の 禁じられた遊び
2018年8月16日
1巻 のみ 拝見 。

こちらの 作品は 当時 雑誌と同じ サイズで 刊行 された 。

お陰で 丸尾氏 の 怪しくも 美しい 絵柄の 細部まで 鑑賞 出来た 。

大きな 画面での 閲覧が おススメ 。

作品の 舞台は 現代なのだが 丸尾氏 お得意の 見世物小屋的 猟奇的な 話 。

60 ~ 70年代 の エログロ・カストリ雑誌 等で 眼にした 挿絵の 様な 絵柄が 悩ましい 。

少年少女 達が 主役なのも 痛々しくも 艶ッぽい 。
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相性が悪かったもよう
2022年4月6日
ずっと気になっていた丸尾末広作品、自分には合わなかった。絵がエログロで狂っていて美しいことは理屈では分かる、それなのに狂気も美しさも感じないというよくわからない体験をしました。
ちなみに、乱歩も久作も好きです。
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作家名: 丸尾末広
出版社: KADOKAWA