リーマン有村と、高校時代の野球部の後輩ようすけの話。南月さんは「雛鳥は汐風にまどろむ」「やさしい恋が育つまで」を読んで結構好きで、本作は健気受けという触れ込みだったので買ってみました。シリーズで続くとのことで、最初の一作を読みたくもあり。すごく面白い!というわけではないけど、登場人物はそれぞれ個性があって好きで(妹や友達の力が大きい!)、男同士の恋愛に対する戸惑いやたじろぎや踏み出せなさが伝わってきてキュンとしました。でも既読の2作に比べたらそこまでじゃないかな…という印象。続きは気になるので少しづつ買おうと思います。