ネタバレ・感想あり誑惑遊び辰巳ドロ子◆作品集のレビュー

辰巳ドロ子

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ハッピージャムジャム太郎さん

(－/20代) 総レビュー数：343件

最高に気色悪くて愛しい作品ばかり

2024年6月16日

時代的には昔が舞台になっており、どこか陰湿でアングラな感じが良かった。どれも短編集でページ数はかなり少ないのに面白さは群を抜いて素晴らしかったです。ここまで短いページで読む人を引き込めるのはすごいと思いました。どれもハッピーエンドとは言い難く、死人がずっと縛りつけてるような恐ろしさがあり、残った者たちは生き地獄のような目に遭っていますがその狂って落ちぶれた描写がなんとも悲しくもあり美しく秀逸です。

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kikub さん

(－/－) 総レビュー数：10件

美。

2022年11月10日

紙の本がないのでこちらで購入。
大正や明治の頃を時代をメインに描いていて耽美との相性がとっても良い。
この作者の他の作品も読んでみたいが情報は掴めず残念です。

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liar さん

(女性/40代) 総レビュー数：127件

雰囲気のある作品集

2021年10月27日

どの作品も叙情的で風情があるように感じました。個別に発売されている作品もあって、そちらを購入したかったのですが作品集しかなかったのでこちらを購入。辰巳先生の作品が好きなのでもっと入れて欲しいです(*^^*)

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pokki さん

(女性/30代) 総レビュー数：40件

個人的好き😉

2021年10月6日

ヤンデレや奇妙な物語､グロさもある物語がそれぞれありますが個人的にはこういうbl作品が独特で何回も繰り返し見たくなる魅力がありますね｡結構好きです新鮮でした笑

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usausa11 さん

(女性/40代) 総レビュー数：1981件

耽美系

2021年9月4日

ゾクゾクするお話が多く、ホラー好きとしては非常に好みでした。しかも絵が綺麗で耽美系、BLありとくれば最高でした。怖い中にも、切なさが入り交じり、特に最後のお話は戦争ものでもあり悲しかったなぁ。あと、周りから見たらバドエンでもメリバが多かったのでその点も自分的には良かったですが、本当に人を選ぶかなと思います。

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梅干しさん

(－/－) 総レビュー数：990件

人を選ぶ話※グロ注意

2021年8月30日

「耽美」「狂気」「グロ注意」といったところでしょうか。どの話も最後の１ページでオチをもってくる感じで、個人的好みでそういう短編はあんまり怖くない。想像にお任せっていうのが１番怖い。そういうのはなくて明示されてるのでモヤモヤ感はないです。短編としてスッキリしてます。そういう部分もあって、身構えてたほどの恐怖はなかったです。どのへんが江戸川乱歩なんだろう、と思ってたらそこか……と。笑。後味悪くて人を選ぶ話ばかり。絵が綺麗でカラーも多く、140Pとは思えないボリューム感。耽美系ホラーがお好きな方にはオススメ。むしろ耐性無い方はやめといた方がいい。そのくらい人を選ぶ話。最後の話は比較的爽やかで全体的な読後感としては悪くない配列に感謝です。作者様にとって最初で最後のBL作品集とのこと。なんでなんだ！！！！！ｵﾖﾖﾖﾖorz

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くるみさん

(女性/20代) 総レビュー数：3件

次作がないなんて...

2018年1月3日

非常に耽美な作品でした。
私は非常に好きな作風で、エロとグロが入り交じった人を好むような読み物ではありましたが、排他的でどこか懐かしい感じがしたのは私だけでしょうか。

綺麗で無垢なだけでない人間が描かれている本ですので、そういった作品が好きな方にはお勧めしません。

ですが、孤島の鬼や人間失格などの作品が好きな方は合うかもしれませんね。

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nyanneco さん

(女性/50代) 総レビュー数：1713件

ホラー短編集です

2017年7月7日

苦手な方がおられるかも。暑い時に読むといいかな。じわじわくる系の怖さ。エロもあるので満足。センスありますね。たまにまた読みたくなる本です

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レイテンゴさん

(女性/40代) 総レビュー数：1583件

狂乱

2017年1月14日

ホラーです。幽霊も出てきますが、生きている人間の業や想いが半端なく怖いです。絵が上手いがために、どれもトラウマになりそうな描写ばかりで、頭にこびり付いて離れない‥。

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・ー・さん

(－/－) 総レビュー数：1018件

狂気好きにはもう一歩でした

2023年2月4日

140ページ。
6作入り短編集。明治から昭和初期までの時代感。
・『癖になる液』フルカラー。ふとしたきっかけから家庭教師に血を舐められるようになった少年。家庭教師曰く「君の血には中毒性がある」、しかしてその真相は。
・『追憶奇譚』少年と、病気で亡くなった姉、その伴侶である義兄。失意の義兄に尽くす少年に姉のおもかげが重なって、という話。少年の内面がもっと見たかった。
・『誑惑遊び』前後編。フルカラー。遊郭育ちの魅惑の少年の遊戯。エログロ。先生が、途中までは良かったんですけど、変化が急すぎた気がします。
・『子捕り』主人公の前に突然戻って来た、十年前に誘拐された幼馴染。少しずつ狂った歯車による不幸、それでも幸せを求めて。星4つ。
・『醒めない夢』前後編。死んでしまった優秀な兄、残された弟と兄の生前の念が、小説家を介してつながる夢幻。
・『恋文』南方戦線、字の書けない男の恋文の代筆を通じて仲良くなる二人。極限状態での欲の暴発の行方。ごんぎつねに同情しないタイプなのでいまいち。
〜〜〜〜〜
雰囲気は悪くないですが、乱歩と久作好きとしては、狂気が足りなかったです。

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