須田は同僚に好意を抱いていたが失恋し、優しい課長に慰められて恋してしまう。
ノンケの課長とはとんとん拍子に付き合うとこまでいくけれど、課長の感覚的なズレと、同性同士という壁に阻まれます。
同性同士の壁に関しては世間一般的な問題を描いてありましたが、課長の感覚的なズレがいまいちでした。
仕事上でもみんなを癒してしまう課長で、業務上かなり無理な仕事の進め方だけど、課長の気遣いやキャラで癒される設定です。効率的に進められるように上にも掛け合ってるという話もありましたが、こういう上司って口だけで実際問題ひどい労働環境変えられないし、上司の人の良さでだけでみんな無理して頑張る辺りは、読んでてイラッとしてしまいました。
付き合ってるのにお見合いする感覚的なズレも、悪気なく人を傷つける1番最悪な人ですよね。
須田くんはまじめで一途で良い人なだけに、この課長が人間的に好きになれなかったのですが、話のまとめかた自体はとてもうまく描かれていたので星3にしました。人によっては課長のキャラが好きな人もいるんでしょうけど、天然キャラが基本嫌いなので無理でした。