戦国時代の戦は農閑期を狙って行われ、戦に参加する以外の農民はあまり関係なくいつもの生活を送っていました。
武士の方も、野党のようなことをすれば厳しく罰せられました。
ただ、地域や場合によっては火事場泥棒の盗賊が出たりで多少治安が悪くなることもあったでしょうから、用心はしていたと思います。
どの軍でも田畑を荒らしたり農村に迷惑をかけるようなことは極力避けました。
そんなことをすれば戦に勝っても後始末にもお金がかかって大変ですし、領民が付いてきません。
農民はどの領地にとっても生産者で働き手、大事にされてましたよ。
そもそも、殿様のわがまま、一存だけで戦が始まるわけでもないし、直接の戦だけで勝ち負けが決まるわけじゃないです。
戦は犠牲も損害も大きいから、どの領地だって本音はしたくないんです。
戦は話し合いや調略で解決しなかった際の最終手段。この時代はやらなければやられた時代なんですから。
領民にとっては殿様が変わるのは市長や県知事が変わるみたいな感覚でしかないです。それによって自分たちの暮らしがどうなるかしか興味がないんです。今と一緒。
「戦で民衆が犠牲に」っていうのはパヨ、反日勢の嘘です。
高橋作品、特にこの人魚シリーズは好きですが、この方はやっぱりそういう意識なんだと残念です。
出版界もマスコミもどうして反日パヨが多いんでしょう。
せっかく好きな作品なのに、昔から一線の大御所漫画家さんほどそういう意識の方が多くて悲しくなります。