最初少し前の時代の話かな?と思いました。塾の先生の口調や青春のノリが70年代ぽいというか。多分現代の話ですが、北原秋春と幸田次郎っていう文豪ぽい?ネーミングといいなんか昭和っぽい雰囲気あります。
界隈では知らぬ者はいない頭脳明晰で美しい秋春。同じ塾に通うことになった次郎は、憧れの秋春に舎弟として認められ徐々に近づいて行きます。
次郎が思春期真っ只中の中二から2〜3年の話で、身体の成長と共に秋春への想いが憧れから恋愛感情になっていき…。
次郎が秋春に常に威張られてはいますが、全然舎弟感がなく、むしろ手綱を握るのは次郎の方という印象。そこは前作でも年下攻めがうまかった作者さんらしいかな。ただ、前作に比べると少しキュンとこなかったです、すみません比べて。あと見せ場で絵が崩れるのが惜しいなーと思います。