全2巻、197,197ページ、すべて表題作(描き下ろし、1巻:からだについて7p+ずっとこれからも10p付)
<ずっときっと全2巻→ずっととなりで>
続きで計4冊。
2人の微妙な関係の馴れ初めもあるので前作ファンにオススメ。
前作1巻がキリの良いエンドなので、気になる方はまずは1冊だけでも読めます。
好きだったら続きの2巻&本作を読んだら良いです。
キャラが楽しいです。
弱そうに見えてしっかりもの?のジンくん、
オレ様だった主人公の一途っぷり、
2人とも可愛い(笑)。
たまにある手抜きちび絵がこれまたキュートで、私的にはツボ!
ただ、うーーん、、
ストーリー的には悪くはないんですが高評価の期待ほどではなかった。
全体的に微妙な印象でした。
まず、4冊の割には読み応えがあっさりめ。
コマ割が大きく文字も少ないのでページ数の割りにうすい、あっという間に読める。
本作のほうが話に深みが出てくるんだけど、その新キャラアレックスがありえない。
頬キスやハグはよくするけど、○にキスは友達や家族には普通しないし。
欧米習慣で片付けられてるっぽいけど、違うっしょ!
それを聡そう(あざとそう?)なジンくんが気づかないのも、腑に落ちん。。
まぁ最終巻ではちゃんと良いエンドになってて、そこは満足度の高かったのですが。。
特に描き下ろしのおまけのその後が、読み手には嬉しいお話でした。
個人的には最近BLは小説のほうが読み応えがあって楽しいので(平均小説1冊でコミック2-3冊分の内容)、そのせいもあって本作の読み応えが余計に薄く感じたかもしれません。
逆に言えば、文字の多いのが苦手な方にはオススメです。
絵での状況描写が上手で、綺麗で見やすい方です。