「雪解けの恋」スピンオフ作品ですが、この作品単体でも十分に楽しめると思います。前作の澄人と染谷もチラリと出てきます。
「ぼくらが恋を失う理由」全6話
澄人の友人・央志郎とバーで知り合った稲村のお話。友人・コバをずっと想っていた央志郎。コバの上京を機に悩みは一層増して、逃げ道を用意してくれる稲村と会うようになるが…。「雪解けの恋」に続いて読みました。そっか、おーちゃんはコバが好きだったんだ…と。確かに澄人の告白を冷静に聞いていてくれたなぁ…。思ったコトを口にしない央志郎がさりげなく口にした本当の気持ちに、グッときました。タイトルの由来も深くて、ラストに向けての展開が素敵。三角関係もこういうのもあるんだなと、改めて感じました。前作同様、良く練られたストーリーと美しい絵で、読みごたえ抜群です。Hはほんとチラリと。
「描き下ろし」9ページ
あれから5年。すっかり30代の央志郎と稲村、そしてコバ。
「19ページ下絵・ネーム公開」カバー下
「リベンジ(前のおふろ)稲村さんのきもち編」電子限定特典1ページ