真面目過ぎる一途なヒロインと、置かれた恵まれた環境に必死に見繕う社長との格差恋愛ストーリー
ヒロインは、自分を救ってくれた社長に恩と愛情を持ち、それをひた隠しながらも、社長の廃れた私生活を目の当たりにし、今度は自分が救ってあげたいと感じたのでしょう
己に真っ直ぐで、豪快なのに繊細で、今までの人間関係から、人を疑ってかかる性になっていた社長ですが、本当は人に愛されたいという内なる思いを感じます
始めこそ、すれ違いや見えない壁があったふたりですが、何だかんだで1巻の内にもうくっついちゃいます
両想いになってからの展開は、正直、これじゃない感はありましたが、絆されて、ふたりに柔らかい表情が増えていくのは、良いと思います