長月先生の初コミックスとのことで読んでみました。表題作は高校時代の同級生・丸井くん&坂下くんのお話。感情表現の乏しい坂下くんが贈り物を届けることで丸井くんへどうにか気持ちを伝えようとする様子が可愛らしく思えます。描き下ろしやおまけも含めて少しずつ坂下くんの表情が変化してゆくのも良かったです。もう一編の「無自覚シュガーラブ」の方が物語の内容は好みでした。新入社員の城山くんと教育係の星野さん。最初は観察者の様だった城山くんが星野さんの気遣いや愛らしさに心が揺れ動いてゆく様子が良かった!平野さんの甘い雰囲気にキュンとなります。