救命士の仕事は誰でも出来るものじゃないと思っていましたが、やはり肉体的にも精神的にも大変な仕事だと改めて思いました。
その上での特殊能力。その人の最後の時が分かってしまったら…。
これは余命宣告として現実にもあることで、みことの、家族の、そして沙羅の苦しみ、恐怖。読んでいて本当に切なかったです。その人に何をしてあげたら良いのか、本人にとって一番良いことは何か。みことと沙羅がどういう結論を出すのか興味深いテーマでした。家族もそれぞれの思いがあって、家族個々のストーリーも見てみたくなりました。
生死を分ける最初の4分間が勉強になりました。