不破万作という名前だけは聞いたことがあったけれど、豊臣秀次の小姓だった人なんですね。大竹先生の作品をあれこれ作者買いする内に、「小姓」というワードに反応するようになってきました(笑)今までは、ただの雑用係くらいにしか思っていなかったので、歴史ものを読む際の新しい視点を得られて嬉しいです。
このお話も、秀次と万作は主従関係であり、恋愛関係でもあり、その独特で複雑な心情が、短い中に分かりやすく描かれていて大変興味深かったです。20ページくらいで短めですが、100ポイントで読めるならお得だと思います。