主人公:逢澤駆(あいざわかける)はサッカー大好きな少年。チームではフォワードを任されてるが、いまいちチャンスに弱いのが難点。それに対し、兄:傑(すぐる) はU‐15日本代表の司令塔であり、天才と呼ばれている。駆はそんな兄を心から尊敬し慕っていたが、プレーヤーとしての自分はあまり好きになれずにいた。しかし、傑は自分とはまた異なる駆のフォワードとしての才能を見抜いており、駆には一貫して自分を信じるように話し続けていた。ある日の練習帰り、二人は交通事故にあい、傑は駆を庇って亡くなり、駆も重体となり、病院に運ばれる。駆の心臓は事故でダメージを受けており、ほぼ臓器損傷のなかった傑の心臓が駆に移植され、駆は一命を取り留めた。事故後、周囲からの心ない言葉に傷つく駆だが、サッカーのプレーには以前と比べて明らかな変化が生じていた…。それは、天才と言われた傑を彷彿させる雰囲気を醸し出していて…。壮大なスケールで描かれる青春サッカーマンガ。週刊少年マガジンの王道的な作品。ハズシ無しです!