『赤い糸の執行猶予』シリーズでファンになり、勢い勇んで『ファンブック〜戀〜』を購入したはいいけれど、作品を全制覇していなかったが為に100％楽しめなかったので、順次買い足しているところです。こちらは、そんなファンブックのなかの一作です。
始めのシーンのあまりのチャラさに一瞬「これは…」と思ったりしましたが、後の巻き返しが流石でした。軽さと重さのバランスは取れていた…のかな。ちょっと両極端に振り幅が大きかった気もしますが、二人の過去については意外性があって、それぞれに合ったエピソードで、現在まで無理なく繋がる設定だったと思います。
先生の作品に出てくるキャラは、最初から恋愛対象が同性というわけではなくて、「好きになった人が同性だった」というパターンが多い気がします。性別より何より「あなただから好きになった」という想いに溢れていて幸せを感じるので大好きです。
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