大絶賛が多い中恐縮ですが、結婚から最初の7年間は才川くん最低だと思う。彼女が出来た人だから辛抱強い人だったから、8年目にようやく職場で(既に結婚しているが隠しているため)プロポーズをして公認夫婦になったけれども、普通なら無理だ。妻がしたいと言っても断り、才川くんがしたいときだけして、合コンに行くフリして妻に止めさせる演技をしたり…職場で溺愛しつつ自宅ではそんな冷たさ。例えそこに才川くんなりの想いがあったとしても酷い話だ。8年目からようやく普通の夫婦となってきたけれど妊娠、出産、子育てで才川くんが物凄くいい夫いい父親になっていくれど、子育て中に妻が我慢の限界でキレて壊れるとこも納得だけれど、結果壊れて才川くんに思いの丈をぶちまけたのも大正解だけれど、だとしても!一方で才川くんが最初の7年間をもっと妻を大切にしていればこんなに彼女は育児に追い詰められなかったんじゃないかとも思う。人間我慢の許容量は有限で、その大半を最初の7年に使ったかもしれないんだ。だから娘にママが好きってどうして言えないのかと突きつけられるパパ才川くん。子供は見抜くね。誤魔化しは利かない。親は最初から親じゃなく子供を育て学びながら親になっていく。大事な点も描いてるから星は4にしてますが…この作者どの作品も結婚をナイショにしてるとか秘事パターンが多い。秘事で苦しむシチュはそろそろ勘弁してほしい。