6巻読み終えての感想です。今までのファンタジー色が強すぎる田村さんのミステリーということで、わくわくしながら読みました… やっぱり!!他作品と同じでめっっっちゃ引き込まれます!!単なるミステリーではなく、とても人間について考えさせられる。自分の思考って、ほんの一辺からしか見えてない、なんて頭の硬い人間なんだろうとつくづく考えさせられました~特に冒頭の、子供に対する義務でなく、権利と考えるところ!!眼から鱗でした!!子供を養育する義務って、自分が子供の時から社会の教科書でずっと当たり前のように刷り込まれてること。もちろん、日本で制定されている国民の義務なのですが、捉え方1つでこうも気持ちが変わるのかと… 整くんの話はどれも説得力があり、押し付けがなく、素敵すぎる。オムニバス形式かと思ってたら、話が数珠繋ぎで繋がっていくところもとても引き込まれる!!これからはっきりしていくであろう、幼少期の話や、伏線回収、毎回驚かせてくれる田村さんなので、続きが楽しみです!!!