表題作と短編が2作入っていました。表題作は、私史上2回目?くらいかなという珍しい設定でした。パターンとしては…少ないながらも「リバ」とか「攻め×攻め」パターンのどっちがどっちだ!?問題は割と読んだことありますが、「ネコ×ネコ」パターンは希少だと思います。
「攻め×攻め」パターンは、どちらが打ち負かすか…どうしたら優位に立てるか…などアイデンティティとか矜持とか、火花散る男のプライドをかけた戦いというイメージです。一方「ネコ×ネコ」パターンは、元が受け入れる側だからか相手にはもちろん、自分にも労りや思いやりの心を感じるし、何よりも相手に対するリスペクトが感じられるところが良いなと思いました。
それは別として、単純に学園もの・教師と生徒の話というだけでもわいわい楽しく読めました。