この先生、エロくて可愛い女の子と顔面偏差値高めのイケメン達をお描きになりますが、それと 作品内容がミスマッチしていることが多くて、それも魅力の一つです。（だって、新作が オメガ要素のある少女漫画！）今回は 根底にあるテーマが ちょっと重いので、ラブコメなんですが、それプラスっていうところがあるんで、そこが好きか嫌いか、苦手か受け入れられるか、分かれると思いました。2巻で完結なんて さっさっさと読むには もってこいの作品なんですが、ちょっとだけ 妙に心に引っ掛かるものが残りました。やっぱりね、親が子供をＤＶって言うのがあると、いくら 解決したと言っても 心に引っ掛かりますね。多分、彼は 彼女に会ったことで ずいぶん救われただろうし、これからも 心の痛手は 回復していくのだろうと思いますが、やっぱりね、うん、心痛くなりましたね。絵は 当然 素敵だし、女の子は 心が綺麗で素直で芯が強くて だけど キュンキュンするだけで読めるわけじゃなくって、心がキリキリと痛むシーンもあって、複雑な思いで読みました。
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