1巻の時点では、原始の少女たちの暮らし、生活を描写していく感じのマンガであるが、1巻終盤に物語が動き出したあたりから神話の時代の物語に変化していく感じ。
神話と言っても、創世神話とかの大それたものではなく、その一族の始まりについて語るような類の、昔話っぽい感じの神話。その神話がどういった過程で生まれたか、どんな流れでそうなるに至ったかが描かれていく感じ。
2巻以降は良くも悪くも上記の神話っぽいというか、昔話らしい行き当たりばったりな感じの話になっていくため、かなり好みが分かれるであろう内容になっている。
運命に翻弄されながらも、たくましく生きた原始少女たちの神話、みたいな作品。