最初は面白くなりそうなストーリーだと思い、楽しんで読んでいたのですが、最近ではもう惰性でなんとなく読んでいるだけです。
絵は、子供の頃は可愛くて良いと思っていたのですが、大人編になって、大人編キター!!と思わせてくれるような成長ぶりをキャラがしてくれていたら自分の中で盛り上がることができたのですが、成長した彼を見て正直ガッカリしました。
ヒーローは、表紙のヤンデレ風な絵が1番イケメンです(笑)
ストーリーについても、ヤンデレ系乙女ゲームに転生したというタイトルの強烈な印象とは裏腹に、実際は真っ直ぐで良い子な主人公の影響で子供の頃にヤンデレ化がストップされ、攻略対象もまた良い子に育つので、結局はヤンデレ要素ほぼ無いっていう…。
子供編の最後で、主人公がどこかへ行ってしまいそうで不安がる攻略対象2人の姿が描かれていたので、おっ何か新展開あるのかな?!とか思っていたら、その件スルーで平和な大人編スタートしたので、そこら辺から余計にストーリーについていけなくなりました。置いてけぼり感…。
大人編では学園で新たな攻略対象が登場したり、本来のヒロインであるリリィが登場する等新展開がスタートし、盛り上がる要素満載に思えましたが、いまいち活かしきれてないというか…。
子供編の時の丁寧な描写とは打って変わって、誰コイツ?と思ってるうちにもう次の展開に進んでいくような印象です。
なので感情移入できず、流し見するような感じになってしまいました。
最近では、急に隠しキャラ登場したりして「隠しキャラがいるゲームだったんだ?」と読者目線では疑問符が飛び交う間にも、キャラ達は勝手に話進めているしで本当についていけません。
雰囲気は面白いけど、描写不足で話にはついていけない残念な物語になってしまった印象です。
隠しキャラの霧の影響でヤンデレ思考の妄想に陥る彼らを見ても、無理やりヤンデレ要素を入れようと必死にしか見えません…。
ヤンデレ要素入れる気があるなら、ガッツリそういう行動取らせたらいいじゃんって、中途半端さにむしろイライラします(笑)
もう終盤なんじゃないかな?と思うのでここまで読んだら最後まで読みたいですが、ラストにも特に期待してません。フツーにハッピーエンド迎えて終了だろうな〜。
これから読む方は、似たような作品が多い今の世の中なので、別作品をオススメします。