ネタバレ・感想あり風のゆくえのレビュー

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深い
2023年7月13日
愛の形は若い頃から歳をとるまでに色々と変化があると言う事をこの作家の方はとても上手く表現すると思います。幼い女の子が色々な人と関わり経験するうちに大人の女性と変わる話がとても良いです。
面白い
2020年2月16日
連載はリアタイで読んでいたしヅカの舞台も観た記憶があるのですが、あらためてこういう話だったのかと。とにかく主役の2人が強くてかっこいいです。
今読んでも面白い!
2019年12月16日
ずいぶん古い作品だので、紙の本を手に入れるのは難しい。デジタル版は2018年から発行で、本当にラッキー。この作品の作者は女性の独立に関心があったらしいで、他の作品にも女性の成長などを織り込まれている。そこが魅力点の一つだと思う。古いだけど作者には表現力があって読みやすかった。今にはこの作品のように画面満々のマンガが珍しいと思う。でもこの作品の余白の使う頻度はストーリーの背景やテンションとぴったり合って、読むとストーリーの発生した時代と作品の創作された時代に二重タイムスリップができる。ボリュームがあるし、内容も面白いし一気に読んでとても満足な気分になった。繰り返して読みたいと思う。
キュンキュン
2019年11月1日
昔の漫画ですが、王道な少女漫画で、こう言う時代物は面白い。ヴィットリオとクラリーチェにキュンキュンします。
名作なんです!読んでみて!
2019年10月17日
うん十年前の作品ですが、廃版になっていて
オークションで高値で購入しました。
その後、電子書籍になるなんて…。
絵柄は苦手な人がいるかもしれませんが、
作品は面白いです!
名作です
2019年10月17日
ウン十年前に所持していた愛読書です。廃盤だったようで、オークション等に、恐ろしい値段で売られていましたが・・・。嬉しいです!
もう手に入らないと思っていたのに……
2018年12月25日
電子書籍化に感動です!
宝塚でこの作品を知り、原作は途中までしか手に入れられませんでした。
中古では高額な値段が付いていて、手が出せず……。
素晴らしい世界観!
息もつかせぬ展開!
意地っ張りな二人が、互いこそ運命の相手だと認めるまでの、じれったい物語で!
それが政治的な背景と共に、物語の重みを増します。
雑誌の違いはあるかも知れませんが、ベル○らは、少女向きな表現だったのに対し、こちらは色々と表現がリアルです。
今のTLジャンル程のあからさまな描写はありませんが、時代的にはかなりのエロさでした。(横やり女キャラとの場面などを想像するに……)
ラストの大団円には、うっとりする名作です。
こんなにも素晴らしい作品を産み出して下さいました作者様に感謝!
懐かしい
2018年4月1日
リクエストした漫画がついに…!
もう、30年以上前のセブンティーンに掲載されていたと思います。
この3巻のお話しが読み返したくて!
2人のじれったい距離感、絵は好みが別れるかもですが、ストーリーはロマンティックで世界感がすきです。
懐かしさMax!
2023年2月23日
30年以上前の作品。粕谷先生の描くヒロインは品がありとても可憐。大好きな絵柄です。そして、本作品も華奢でありながら豪胆なじゃじゃ馬娘が活躍します。ヒーローも押されっぱなし。だけど、陰ながらヒーローが支えて見守ってくれていた。その愛の深さ。政治的な結婚だったけど、お互いに想いを交わし結ばれた2人。壮大な歴史浪漫で夢がありました。
自分で決める十字路
2020年5月2日
面白かった。

ヒロインの意志の強さ、追い込まれたときのたくましさ、危険にも怯まないで向かって行く勇敢さ、ヒロインの自分の力で前に進む姿は素晴らしい。
多少、謎の老人の作りが不自然だったとは思う。旅の長丁場、そんなに身体と時間とが許すものでもないだろう。また、仮面等で正体不明であっても、道中、背格好や声などの情報は得られる。老人臭など、体臭も。


全編、少し黒色が配分多目と思う。

この手の歴史的なドラマはよく、身内に敵方の間者が居たり、味方側に敵方へ寝返っている密通者がいるが、そんなことまで出来るかな、という出来事に白けてしまうことがある。

綺麗事の通用しない時代とはいえ、やるかやられるかの命のかかった争い事の絶えないところは、読んでいると、ストーリー中に殺される人数の多さに驚く。
日本の時代劇もバサバサ人が斬られるから、つくづく時代物とは生臭いものだと思う。

疫病以外では大勢人が亡くなるのは争い事とは思うのだが。

イタリアの二つの小国の話にベネチアが舞台となったり、ローマの存在が持ち出されたりと、権力争いなど、日本の戦国時代の西洋版風。ヒロインが自分から飛び出そうと何度もして自分の自由意思を貫こうとするわりには、女が自分1人ではいかんともしがたい非力さ、そんな時代背景にもどかしい気持ちを味わわされる。読み手は自分で将来を切り開ける時代に居るわけだから。最後はヒロインの意思尊重のシーンに、二人の関係の変化が現代人の読み手の私をほっとさせる。お話の世界だからヒロインに委ねられた人生の分岐点、ここまで二人の関係の行方に付き合わされて、結末も間近で、ヒロインの選択は?、となれば期待する方に進むわけだが、敢えて問うところに、物語を貫く主題を感じさせて締めくくりが締まる。

時代物、外国物を描く漫画家は、まず現代物ばかりの作家より私は力があると考える。
ただ好きな人と一緒になれるかなれないかで済まないそのスケールが凄いと思う。

ロドミアが辛くて苦しい恋路で胸が痛くなる。主人公クラリーチェに面当て等で敵役ポジションも取るが、まるでレミゼのエポニーヌばりの悲恋で、ヴィットリオの為にと、壮絶な献身だ。描写されないが、兄上様が知ったらどう思うだろう。

高評価の作品だから前から読みたかった。三巻構成と手頃なので週末に手を伸ばしたが、巣籠もりの時には好適な娯楽だなと思った。
面白かった
2018年8月14日
はまりました。全3巻だけどすごく読みごたえがあり…だけど一気読みしてしまいました。非運のヒロインの様でヒーローと巡り会えたのは幸運だったと思います。
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