ネタバレ・感想あり夕方までに帰るよのレビュー

(5.0) 2件
(5)
2件
(4)
0件
(3)
0件
(2)
0件
(1)
0件
気づくと何回も読んでる
2022年7月22日
宗教にハマってしまった両親に育てられたワケあり姉弟がそれぞれ人生に格闘する家族の再生の物語。
現代社会で普通に起きているであろう身近な問題について触れていて、作者さまの作品の中ではリアリティーが強め。
私は1番目か2番目くらいに好きです!
なかなか暗い内容で、あと普通に変態が出てきます。笑
でも描き方が可愛らしくクレイジーなので、重たい感じはしません。
ラストは ー自分だったらこの先どうするだろ?ー と、考えさせられます。
こう書くと王道な話っぽいけど、そうでもないです。
主人公がイケメンだった。
ネタバレ
2019年3月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 宮崎夏次系先生の作品は、にわかなりに読んだことがあるのですが、先生の作品の中でもトップスリーに入るレベルのイケメンでした!主人公が!

個人的に、先生の作品の主人公は、モサモサした男が多い気がするのですが、今回の話は、爽やか系の男の子でびっくりしました!

それはさておき。
私はまだ成人にもなってないガキンチョなので、お門違いなことを書いてしまうかもしれませんが、この作品を読んで私自身が感じたことを書きます。

私はこの作品を読んで、アイデンティティについて考えさせられた気がします。
いやー、でも正直抽象的すぎてモヤモヤが残る!さすが、宮崎夏次系先生です。

他者が私たちを私たちという定義を決めつける。じゃあ私が思う私はなんなのか?
私という概念の根底はどこにありますか?
顔ですか?身長ですか?性格ですか?過去ですか?未来ですか?

そんなこと誰もわからない。だからとりあえず帰れるところに帰ろう。
そんな感じですか…?笑 疑問符多めでごめんなさい。

自分が必要とされてないと感じたときに、こんな不毛なことを考えてしまうかもしれないけど、とりあえず作中の姉さんの帰れる場所があってよかったです!
レビューをシェアしよう!
作家名: 宮崎夏次系
出版社: 講談社
雑誌: モーニング