女子寮舞台の少女漫画。少女漫画だけど恋愛風味は薄いです。色々と想像するしかない読後感に悶々とさせられる笑。妄想が捗ります。主人公はエイミだけど、真の主人公はわにちんと思う。どこかアウトローな危うい雰囲気を持つ男の子がエイミと出会って憑き物が落ちるお話。そして、ストーリー云々よりキャラクターが面白い。少女漫画読んでて出てくる男キャラが本気でかっこいいと思ったのがこちらのわにちん。本当にかっこいいんだ。久しぶりに読んだけど、やっぱりかっこいい。骨格と体格がイケメンだし、ちょっとアウトローだけど包容力がすごい。キスシーンの色気が凄い。当て馬として出てくる下貫君も少女漫画界に輝く当て馬だと思う。不憫。主人公エイミが面白くて見てて楽しいです。最初は普通の子にしようと思ってたら作中屈指のモンスターになったそうで。笑。一般的な少女漫画が苦手な方もこちらは楽しんで読めるのでは、と思います。麻雀やってる女子寮とか楽しそう~。ちょっと残念なのが、単行本では登場人物達のその後の情報が載っていたけど、文庫版ではカットされてるところ。いや~でも本当にわにちんかっこいい~。わにちんみたいなキャラは他じゃ見つけられないです。作者様の絵はこの頃が一番好き。骨格が本当に良かった。(文庫版の表紙はちょっと童顔。わにちんは何となく褐色のイメージあったので色白がちょっとびっくり。表紙イメージとは違うかも。中のわにちんは腰骨がエロいエスニック系。)