ネタバレ・感想ありジパング 超合本版のレビュー

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ファイナル・カウントダウン
2024年9月14日
広島原爆の1500倍以上の威力がある水爆実験が行われたのは、ソ連領の北極海で1961年の事、史上最大の核実験だったらしい。水爆を起爆する際には小型原爆を使う、これは現在でも変わらない。核融合を兵器としては使えるが、制御してエネルギーを取り出す事が出来ないので、多くの核科学者達の頭を悩ませている。
最初に兵器使用された広島原爆「リトルボーイ」には、ウラン235が64kg積まれており、威力から計算すると核分裂を起こしたのは1.4%だろうと推測されている。
900g程のウランの核分裂エネルギーがあれほどの惨劇を生んだ。哀しいのは、兵器使用の是非ではなく、どの様に使うかの議論に終始した事。
それから僅か16年後には、上記のとんでもない(威力を半減さてた)実験が・・・更に今、60年以上が経ち、核兵器はどんな進歩を遂げているのでしょう。
持つ可きか、持たざる可きか、持ってるふりして・・・
最後のシーンに涙
ネタバレ
2023年12月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 長い長い物語。草加は、やり方が違っただけで門松の分身でもあったような気がする。最後の角松の台詞が悲しい。物語の空き残りの人物たちが、新しい戦後の世界を牽引したのは嬉しいが、菊池は、なぜ戦後世界にも生き残り、また新造みらいの乗員にもなれたのだろう。生まれ変わったのか? 草加がどのように扱われたのかも知りたかった。角松に救助された後は存在しなかったように扱われたのだとしたら悲しい。また、角松が生まれなかったことにされるのも悲しい。しかし、広島、長崎への原爆投下も沖縄戦もなく戦争が終結されたのは、草加の希みが叶ったということか。数多くの伏線が、最終話で一気に回収された。
かわぐち先生、長い連載ありがとうございました。タイムスリップものとして最高に面白かった。
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過去へタイムスリップ
2022年5月8日
イージス艦が1942年にタイムスリップするという設定の軍事SF。
過去と比べて圧倒的な兵器を持った現代の人間達の様々な葛藤や苦悩が描かれる。
果たしてどう動くべきなのだろうか?
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こんな本を待っていた
ネタバレ
2022年4月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 世界大戦や戦国時代へのタイムスリップ系大好き
最近は異世界ものが多くあまり好きじゃないが
タイプスリップ系は大好き
そんな人へオススメです
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繰り返し何度でも読めます
ネタバレ
2020年8月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 超合本版を2回読みました。
1回目は息つく暇もなく、次はどうなる、そしてどうなる、と引きずられるように最後まで一気読みでした。

2回目は少し落ち着いてコマの隅々、台詞の一つ一つにも注意しながら、それでも結局はページをめくる手が止まらず、グイグイと引っ張られて読了しました。

2回目の読後、胸にしみたのは角松二佐の孤独です。
孤独とそれに耐え抜く強さ。

この読後感はなかなか薄まることがありません。

「ジパング」を読んで良かったです。
圧倒的な歴史タイムトラベル!
2023年1月15日
かわぐちかいじ氏の壮大な歴史タイムトラベル物は、細部にまでこだわり抜いた圧倒的な史実調査が背景にあり、よくぞここまで描き切れたものだと関心します。故に、映画のようなリアリティ感があり、SFだと知りながら没入しペ-ジのめくりが止まらなくなること間違い無しです。個人的には、かわぐちかいじ氏が講談社モ-ニングに掲載したこの『ジパング』と『僕はビ-トルズ』は、日本を舞台としたタイムトラベル物としては傑作だと思います。まだの方でタイムトラベル物が好きな方には、この2つの物語りはお勧めです!
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懐かしい
2018年8月13日
久しぶりに見たくなり1巻目購入しました。忘れているところも多くて楽しく読みました!
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緊迫感
ネタバレ
2018年5月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 現代のイージス艦が戦時中にタイムスリップしたら…というSFものですが、世界大戦という誰もが知る史実や人物が、タイムスリップの影響を受けてどう変わるのか。最新鋭の兵器を持つ現代人は戦時下でどう動くのか。深く作り込まれていて読み応えがあります。戦闘と防衛の狭間で悩む自衛官たちの姿も、緊迫感があり面白いです。
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作家名: かわぐちかいじ
ジャンル: 青年マンガ SF
出版社: 講談社
雑誌: モーニング