或子ホールというバー繋がりで2CPのお話です。逃げてばかりの社会人のナヲと美大生のトモ、バー鍵穴のマスターユミさんと或子ホールの息子ナツ。トモもナツもちょっとコミュ障気味というか、人付き合いに対して潔癖なところが周りと相容れないという感じ。ナヲ×トモはキス止まりなので受け攻め分からずです。ユミさん×ナツは、ユミさんや斉藤が思春期の子供が勢いで言ったことになんでそんな大人げなくなるのか?と思ってしまった。言われたくないならちゃんと施錠確認しなよー。どちらも雰囲気はあるけどむしろその雰囲気だけで流そうとしている感じで内容は薄め。もうひとつ短編が入っていて、私はそれが一番好きでした。トラウマを抱える二人がセミナーで出会い、不器用ながら距離を縮めていくお話。テントの中で秘密を語るシーンが温かくて切なかった。