カラーが美しく下手ではないんですがどこかで見たことあるような絵なので個性がないような気がしました。作画が乱れることもないし不満はないのに抜けるものがないと言うか。この絵のタイプにありがちな「男性のペラペラなボディ」ではなく、肩幅も厚さもしっかりしているところは良かったです。たまにいますがお箸をとんでもなく下の方で持つように描いちゃうのは何でですかね。あとは月白も朔も年齢不詳。見た目が幼すぎるかなぁ。
内容的には死で重さを持たせたり、オネエ的なキャラクターが安易な印象です。特に死は簡単に乗り越えられないのは当たり前なので長引くのも当たり前かな。切ないシーンも多いけど心臓を掴まれるような切なさまではいきませんでした。