SMバーでバーテンダーをしている男と付き合いで客としてやってきた男。慣れた口調でからかうように誘ってくる男と逆に弄んでやろうとする男のマウントの取り合いから始まる恋のお話。
遊良も智宏も二人とも本音を隠して腹の探り合いばかりしているので、二人のやり取りがとても面倒です。えちもするのも間借りするようになったきっかけも駆け引きのような言葉で始まり、その流れが続くので二人の気持ちがよく分かりません。特に智宏が甘やかすようになったのも急で、一体いつ気持ちに変化が生まれたのかが分からず、いつの間にか人が変わったように素直になり始めたことに少々違和感を感じてしまいました。そこからは二人ともあっさりと素直になってしまったので、一体今までの腹の探りあいは何だったんだろうと拍子抜けしてしまいました。最後は甘々の智宏と恥ずかしがる遊良へと変わり、幸せそうな姿が見られて良かったです。