ネタバレ・感想あり新九郎、奔る!のレビュー

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時代性
2024年4月28日
北条早雲は戦国時代に興味があれば耳にしたことがある名前とは思うし、その後の北条一族の隆盛もよく知られていると思いますが、そもそもの北条早雲については正直よくわかっていませんでした。もちろん漫画(フィクション)の部分があるのは承知していますが、それを置いても詳しく知れるいい本であり、何より漫画として面白いです。初期は少々日本の時代的な用語(官位など)から名前がなかなか頭に入ってこなかったりしましたが、四巻も読めば慣れてきてキャラも同時に固まってきた感じで読みやすくなっていったように思います。秋の新刊が待ち遠しい!
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細部に神は宿る
2022年11月14日
「そのままでも充分面白いが、予備知識があると一層面白い」作風のゆうきまさみワールド。
北条早雲が生きた室町時代は日本史でも勢力相関が複雑で難解なので、幕間の解説がありがたい。
主人公が吊り目キャラで、作者さんにしては珍しいなと思っていたら、肖像画の北条早雲、すげえ吊り目。
作り込みが細かい!
そして歴史漫画なのによーく見るとしれっと時代考証無視した小ネタ満載。
手塚治虫「火の鳥」で源頼朝がさりげなく電話かけてたのを思い出しました。
味わって読める!
2022年3月8日
究極超人あ〜るからのファンですが、30年経っても美しい線のままで驚嘆します。線が荒れたり、描かなくなってしまう大御所も多いのに…
パトレイバーで描かれる、政治的な駆け引きが好きだったのですが、この作品はその部分濃縮したような味わいで最高です。
舞台は日本なのに、登場人物の名前だけでもややこしく、歴史物に慣れていない自分にとってはサクサク読める作品ではないですが、丁寧な説明と、時々出る時代考証無視ギャグのおかげで、楽しく読み進める事ができます。
新鮮
2021年9月17日
相模小田原の北条氏の初代早雲、歴史の授業でも幼少期の事は教えてもらえず知らなかったのですが、
この作品に出会ってさまざまな新発見に驚いています。
大変、勉強にもなりますし面白く読ませて頂いてます。
室町幕府のエリート官僚
2021年8月4日
北条早雲(伊勢新九郎)の出世物語は、従来食い詰め老人の下剋上と見られてきました(箱根の坂・司馬遼太郎)。実際は若き秀才官僚が幕府の後ろ楯のもと行った反乱討伐であり、関東のドロドロに巻き込まれて京都に帰れなくなった、てのが最新の学説のようです。本作は、最新の学説をベースに新しい伊勢新九郎を描いています。だんだん面白くなるので、是非読んでみてください。
新九郎
2021年3月31日
パトレイバーやじゃじゃ馬グルーミンアップなどの数々の名作マンガを産み出したゆうきまさみ先生の描く戦国時代を舞台にした歴史漫画です。
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歴史好きにはオススメ!
2021年1月6日
はじめは、登場人物を追うので精一杯ですが、そこはさすがゆうきまさみ氏、話の展開は秀逸!グイグイ引き込まれていきます。オススメ!
面白い!
2020年10月14日
北条早雲がまだ11歳、伊勢千代丸だった頃からスタートする物語。叔父と父の権威、失脚、兄の八郎とともにそれぞれ政敵である足利義視・細川勝元のところへ遣わされ、分かたれて行く道。千代丸の素直さ、真っ直ぐさ、物怖じのなさ、機転と覚悟に惹き込まれます。あ~るで知った作者さんですが、当時はこういう系統の作品を描かれるとは思っていなかった。とはいえ、軽妙なテンポと所々にギャグが入るのはやっぱりゆうきまさみだな~という感じ。読んで損はないです。
奔る!
2020年8月10日
最初は何だか話が難しそうでページをめくるスピードも遅かったですが、すぐに新九郎の為人が魅力的なことがわかって展開も気になり既刊を一気読みしました〜。現代的なユーモアもあって面白かったです!今後も楽しみにしています。
時間かかり過ぎて笑えてきた
2020年6月15日
作者買い。コアな狙い処が素晴らしい。
スタートの応仁の乱前って、この辺り何回復習しても努力が霧散する苦手分野。上手いこと流せず1巻読むのに1時間半かかりました。ここ最近読んだ中でも抜群に濃いめ、文字も内容もギッチリ詰まってます。(登場人物が渋滞して描く方も大変だろうな。)
その分歴史全体の動きがよく分かるので、何度も読み返して理解を深めたい漫画。暫くコイツと格闘します。今まだ2巻。
北条早雲
2018年10月6日
北条早雲物語が始まりました、応仁の乱から戦国大名への変化をどのように描いてくれるのか、期待でいっぱいです
室町時代を一人の若武者が東奔西走する
ネタバレ
2025年4月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 時は足利の御代「室町」伊勢守の傍流庶子の新九郎は父の謀略に巻き込まれ、無位無官のまま世に立つ。
伊勢守新九郎は将軍継嗣問題や姉の今川家家中問題などを解決しながら成長していく。。。

さて、この物語は伊勢守新九郎が主人公である。この主人公は後の北条早雲(伊勢宗瑞)で、戦国時代に東国に一大勢力を築いた北条の祖である。時代は室町時代中期、足利義政から続くゴタゴタな政変から戦国時代初期を進む。
 昨今は戦国時代全盛の武田や織田、三好など大名の物語は多いが、そこに至る物語は少ないと思う。伊勢新九郎の視点を軸にこの時代の流れを追えるので勉強になる。

この時代特有の同じ家名に似た名前だからゆっくり読むのをお勧めします。ですが、今風の言葉で解りやすいのが嬉しい所。
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北条早雲の半生が知れた
2025年3月15日
無料で読めた事もあり、軽い気持ちで読み進めていたら、北条早雲の伊勢氏時代の作品って気付き感激(⁠≧⁠▽⁠≦⁠)
子供の頃、早雲の若い頃に関しては、不祥…と聞かされていた為、大変、興味深く読んでいます。
今後、新九郎が、どう活躍し、早雲となっていくのか、続きを楽しみに購読していきます。
無料立ち読みを読んだ時は、ここまでハマるとは思わなかった。1冊丸ごと無料サマサマでした。
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ヒットメーカーの
2020年6月12日
ゆうきまさみ先生が描く歴史モノ。何と、主人公は北条早雲です。これは、今までなかったチョイス!『究極超人あ~る』『機動警察パトレイバー』『じゃじゃ馬グルーミンUP』など数々の名作を残してきた手腕がどのように発揮されるか、楽しみみです!
ユル〜い歴史好き向き
2021年8月4日
北条早雲の子供時代から、背景事情も人間関係も丁寧に描写されていて勉強になります。応仁の乱あたりも、教科書でサラっと数行で済まされていたことが延々と描かれます。ストーリー展開が遅い?まぁじっくり読んで、背景事情や人間関係を考えてみようよ、という感じです。殺伐とした戦の時代ですが、人人の生活は当たり前に営まれていたわけです。
「鉄腕バーディー」のゆうき先生!
2021年5月4日
「信長の野望」&「天下統一」のゲーム脳では後北条氏=北条氏康なのだ。で戦国初期の話が難しすぎて1巻途中で挫折した。ゆうき先生は北海道出身のはず、なぜ伊勢宗瑞なのか興味深い。
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