北条早雲は戦国時代に興味があれば耳にしたことがある名前とは思うし、その後の北条一族の隆盛もよく知られていると思いますが、そもそもの北条早雲については正直よくわかっていませんでした。もちろん漫画(フィクション)の部分があるのは承知していますが、それを置いても詳しく知れるいい本であり、何より漫画として面白いです。初期は少々日本の時代的な用語(官位など)から名前がなかなか頭に入ってこなかったりしましたが、四巻も読めば慣れてきてキャラも同時に固まってきた感じで読みやすくなっていったように思います。秋の新刊が待ち遠しい!