ネタバレ・感想あり春の一重のレビュー

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ダークな割合の方が強い短編集
ネタバレ
2023年7月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 168ページ。
14作入り短編集。
巻頭の、キツネにまつわる春夏秋冬シリーズ4作は、比較的ほのぼの。
『トモシビソウ』も、きれいなイメージのファンタジーで、これは星4つ。
『おやすみなさいの魔法』もなかなか良いけれど、「当時たまにかいてた魔法学校ものからの抜粋」とのことで、少しキャラクターが多かったりしてわかりにくさはアリ。
『鵯の裁判』は、宮沢賢治の影響が色濃い印象です。
絵は魅力的で、話もほのぼのだけでない、というのは好みです。が、鬱屈とした感じは決して嫌いではないものの、他者に寄りかかった憎しみのようなもの(ちょっと表現が難しくうまく言えないのですが)が散見されるのが、私にはつらい。
特に、カバー下がびっくりするほど苦手な感じのショートストーリー的あとがき的なもので、そのとげとげしさにもろに針をくらってしまいました。
私にとっては嫌な感じを受ける作者さんでしたが、これは感性による好みも大きいと思います。中立の星3つ。
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不思議な世界観
2023年3月25日
立ち読みの話はほんわかしていて、私が好きな感じだったので、購入しましたが、それが続くと思ったら段々とブラックな話が多くなってきて、あれっ思っていたのと違う、本当は怖い○○な物語のようでした。人物よりも動物の方が絵は魅力がありました。
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