表題作+描き下ろし+電子限定描き下ろしマンガ、中編+描き下ろし収録。2作品とも不器用な恋人たちのお話。どちらも誰とどうなるのかちょっぴりドキドキしちゃった。
「午前3時の家出」全3話
恋人・幸人が部屋から出ていって2年。ある日幸人そっくりの男が、高岡の前に現れて…。1話が高岡視点、2話が幸人そっくりの男視点、3話が幸人視点で描かれていて、心情が分かりやすい。とはいえ三角関係ではないので。描写は見えない感じで、あっさりめ。言いたいことが言えず逃避してしまう人が多いな。シリアスかと思いきや、臆病だけど優しいお話でホッ。これからは幸せに満たされそうでなにより。
「描き下ろし」4ページ
帰ってきた幸人。
「愛の才能」前後編
幼なじみの凪と崇央、そして凪の友人・円のお話。円のほんわか雰囲気と優しさに癒される。
「描き下ろし」3ページ
円視点。凪と崇央と3人で居酒屋にて。
「あとがき」1ページ
「四人で会いました」電子限定描き下ろし1ページ