ネタバレ・感想ありさらばジャニスのレビュー

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衝撃の中編2作
2022年4月20日
表題作の「さらばジャニス」と「あいつの夏」
リアルタイムで読みました。当時私は10歳前でしたが、当時一条ゆかり先生の大ファンで、大人っぽくて洗練された雰囲気にうっとりして読んでました。少女漫画は幼稚園の頃から読んでいて1970年あたりを境に表現の自由度が急にアップした気がします。恋愛物が増え、刺激的な内容、シーンも登場したり。
「さらばジャニス」では、ひ弱で女の子のような体と心を持つジャニスという少年が男友達に惹かれていく、という今ではそう珍しい話ではないけれど、当時としては異色で印象に残りました。
私は特に「あいつの夏」が再読したく、こちらを購入しました。
「あいつの夏」は周りの男性を次々に魅了し、一人に縛られず皆と恋愛したいという自由すぎる蝶のような女の子が主人公。それゆえに起こる悲劇。
かなり衝撃的、大胆なシーンも見られ、まだそういう作品が少なかった当時の状況、そしてりぼん読者の年齢層を考えるとかなりショッキングだったと思います。
残念なのは裸(髪で隠れてはいますが)で駆ける主人公の扉絵がはいってなかったこと。確か前編の扉絵だったと思います。あれはドキドキしました。
時代を先取りした作品
2024年11月7日
旅行作家のファロー氏は息子のジャニスが軟弱なのが気に入らずになんとか男の子らしくしようと仕向けるが、うまく行かない。父親の人形にはならない。亡き母の手紙を読んだジャニスは自由に生きることを目指して家を出ていく。転校した学校でクロードに惹かれていき、自分の性向に目覚めていくジャニスだった。
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少女マンガあるあるです。
2024年1月11日
少女マンガあるあるが詰め合わせられていて王道です。レトロ少女マンガのイメージです。キャラクターの関係にヒヤヒヤしました。
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