表題作+1作。表題作は同じ大学・会社に所属する 健気な後輩攻め×攻めとは別の後輩が好きな先輩。受けの好きな後輩は攻めと似ており、攻めの方から受けに体の関係を持ちかけるところから始まる話。身代わりにしているうちに気持ちが移る展開はありがちではありますが、この話の受けはほだされていることを自覚しつつも誠実に攻めに向き合い、少しずつ攻めを好きになっていくのが分かる描写があったので、傲慢さを感じずに読めました。
2作目は、表題作受けが好きだった後輩(受け)の話。考えすぎるところがあるゲイの攻めと、答えを出してからはためらわずに突き進むノーマルの受け。ゲイだからと身を引こうとする攻めが健気で、受けはきっぱりした男気があっていいです。
修正はトーンと白線。