ネタバレ・感想ありうなじ保険のレビュー

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うなじ
2019年2月17日
奇才 平方イコルスン先生の3冊目の短編集
相変わらず意味がわからない
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なんとなく納得するようなしないような
2023年8月18日
136ページ。
ショート27作入り。
普通じゃないような普通なような、「ダベる」という言葉が似合う会話が楽しい。駄弁は時に真実を含み、心の栄養にもなる良いものです。
カップルの素行調査データを集める女子高生の話がシリーズになってます(『俄然』『踊り場暮らし』『足並』『穴』『底見ず落ちる』『必須』『いい失態』『ふところ』『防護機能』)。
一番好みの話は『折角』。見えるもの見えないもの、相手への気持ちと相手からの気持ち、うまくいかないすれ違いと虚しさが良かった。
他には、お祓い装置、くるぶし、そして「裁ちバサミを包んで……くれたんだ」というセリフが印象深かったです。
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作家名: 平方イコルスン
出版社: 白泉社
雑誌: 楽園