1つ目と3つ目のストーリーがグッド大好きです。特に、3つ目の表題作は別コミ『やっかいな僕ら』へと続くストーリーです。
1~7話/TO OF LOVE/恋心/小さな神様
大学生の恭史(キョウシ)と孝(コウ)の、切なく甘く危ういラブストーリー。誰にも言えない恋なのに、孝と裸でベッドに居るところを恭史の姉ちゃんに…!! でも、後にこの姉ちゃんが2人の恋を認めて庇い応援してくれるポジションに。姉ちゃんステキです。「小さな神様」は、少し悲しい境遇のイトコの子供が話の中心だけど、可愛い良い話にまとまってます。恭史×孝の気持ちをさらに強く結び付けます。
8・9話/Don't touch me
中学時代に可愛がってたバレー部後輩からレイプされバレーが出来なくなった藤城(フジシロ)と、事情を知らずにしつこくバレー部入部へ誘う先輩・磨屋(トギヤ)のストーリー。
10~15話/いたいけな僕ら(ワガママな僕ら)
『やっかいな僕ら』へと続く、蒼と圭吾が付き合う前の一騒動ストーリー。エッチなシーンはありませんが、ふたりの青春なラブコメって感じで読めます。
学校祭中心の学校生活の話し、圭吾からの告白めいた意味深なセリフや、蒼の特殊な家庭環境、蒼と父親のマモルとのすれ違いなど、結構盛り沢山な内容です。
続編『やっかいな僕ら』を読んでから再度13話からを読み返すと、蒼と圭吾の関係を心配して蒼と喧嘩になってしまうマモルに、ヒロキが昔の自分たちのことを話してるシーンで「なるほど~」と深みのある話しに感じます!!
『やっかいな~』は一冊まるごと蒼×圭吾とその周辺(マモル×ヒロキ)のストーリーなので、そちらもオススメです。