白鳥さんの勘違いの脳内お花畑の話かと思いきや、妄想妄想、めくるめく妄想をするが、決してだだ洩れではなく、妄想と現実をしっかりと線引きしているリーマン。佐伯が勘違い製造機と言われる人物で、確かにこんなこと言われたら勘違いするなと思ってしまう人タラシなやつ。毎回、佐伯からキュンキュンさせられては、行きつけのバーでくだを巻き現実の厳しさを再認識するあたりが31才のおっさんにはみえない。
ありがちな予約ミスで事態が大きく進展するのだが、佐伯が『気になって気になってしかたがない、この気持ちは何なのか』と白鳥さんに質問したら白鳥さんが二人称になるところが可愛い。結果的にこれで恋人になるのだが、だからと言っていちゃラブになるのではなく、こちらが続きはこんなふうになったらいいなと妄想してしまうエンディング。