初めて読んだ作家さんです。他サイトで、セツナイ話として紹介されていたのが気になり読んでみました。
報われなくても好きでいるだけでいいという、ミヤの気持ちに泣けます。ミヤは声が似てるというだけで行きずりの男と寝てしまったり、危ういです。それもこれも邑さんに拾われ、教育されたから。ミヤの気持ちを知りながらそれを利用して邑さんに怒りをおぼえますが、拾われたことで救われた事実もあるので複雑です。ただ一つ、タマがイイヤツで本当に良かった。早くその気持ちは嫉妬なんだ、と気付いて~と思いましたが、タマだけはミヤが幸せになることを願ってくれる唯一の人で、二人が出会えて良かったとしか思えない。
赤くて甘いは未読ですが、この二人のその後がちらっと見れるなら読んでみたいです。