この作品、発売された当時は結構マスコミでも話題になっていて、その時私もさらっと、一度だけ目を通したことがあります。
そのときはすみません、当時BLを一切読まなかった私には全く意味が分からなくて、面白さがさっぱりわからなかった。
それから数年の時が過ぎ…BLを読み始めて２年。
先日、たまたまこちらの作品をもう一度読んでみたら……なんということでしょう、抱腹絶倒で面白かった。
この作品、「攻×受」「逆カプ」「ガチムチ」…等々、BL用語が結構出てくるので、まずそれらの基礎用語がわかっていないと辛いです。一応言葉の説明はありますが、多分面白さはわからない。BLをそれなりに読んでいる、BL中級者以上が対象の作品だと思う。
子供の頃「麗人」で父・魔夜峰央の凄さを実感した話、高級感のあるスパダリ攻めの話、BLCDの裏話…腐としてのあるあるや萌えどころがマニアックに展開されています。BLを読み倒している人ならきっと無茶苦茶面白いです。
作者様…ガチの腐です。このまま一生突っ走ってほしい。
溢れんばかりのBL愛に幸あれ。
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