人気漫画の作者を崇拝するあまり毎日余念なくTwitterチェックして、所持品も崇拝する作家先生と同じものを揃いで買い求めるなどして、憧れが信仰の域に達している主人公少女。キャラの印象としてはキモいと一途のバランスがグラグラで、ともあれ強烈なキャラ立ちに成功して、一気に物語に引き込まれました。情熱が迸りすぎて高校卒業を機に東京へ上京してきた主人公。引越しのご挨拶で隣の部屋を訪ねたら、出てきた少女は、不機嫌Maxで付き合いを拒絶、また強烈なキャラ出てきた…と思ったら、この2人の物語でした。
完結の3巻まで、ついつい買い進めてしまいました。最終話は共依存っぽいですが、互いにプラスを与え合う関係性ならアリだと思います。ハッピーエンドだけれど、2人の世界で閉じ切っているので、萌えよりかは「ま、まあ良かったんじゃないの…お幸せにね…!」と半歩引いたところから見守るスタンスになってしまったので、わたしはキモイと一途の、ややキモイ寄りに感じてしまって、ちょっと消化しきれなかったのだと思います。読み返す気持ちにはならなかったので、☆4評価です。