人間が人を喰う上位存在に抗って挑んでいく、ザ少年漫画なこの作品の世界観がとても好きです。
全8巻のコンパクトさながら、主人公・ザクロ・九蓋・上位存在・七草の名にちなんだキャラ等が次々出てきますが、それぞれのキャラデザや設定が魅力的でワクワクしながらサクサク読めます。厳選するとショタ仕草時のザクロ、クールは見せかけ?な御形&萩が大好物です。
そして厨2病ザクロが家畜扱いしてた幹人との最終巻の展開ったらもう、普段BLは嗜まない私が「そのままBL突入してくれてもええんやで…!(尊…)」と見当違いの感動をする程熱い展開でした。
途中から駆け足でラストまで進んでしまい、結果的に末席君が一番美味しい役どころだった?と思ってしまいますが、全編通してバトルは迫力ありますし、ラストに少しだけ後日談も掲載していて推しキャラのその後が垣間見えるので大満足です。
20年くらい前の作品ですが、読み放題対象らしいので是非読んでみて欲しい作品です。