天然というかボーダーな感じがする舞衣子さんを包み込めるのは15歳上くらいの余裕がある晴海さんだからこそでしょう。ちょうどいいバランスですね。若い子には無理。
舞衣子さんは人によっては無神経と感じるかも知れないし、年の割になんだアレ…と思う方も多いでしょうが、中年になると却ってあの天真爛漫さが羨ましいし、癒されるんですよね。晴海さんが感化されて張り詰めていた気持ちが緩み、ほんわかしているのを自分でも実感しているところがいいです。
私も終始ほんわかした気持ちで読めました。晴海さんの心の声も楽しかったです。絵がお上手で気が散ることもなくストーリーに集中出来るところもいいです。