私は元々死刑反対派ですが、読み進めるうちに心が揺らぎました。全くの無宗教ですが、作中のキリスト教の考えに同意で、死刑は倫理的に間違っているから反対派です。
しかし、死刑があるからこそ改心する描写にはおおーと思いました。
余談ですが、あとがきなどに作者さんやアシスタントさんの近況が掲載されてます。それを読むと作者さんはモラハラ体質だなと思い、ネットで調べてみると逮捕歴ありましたね笑
人権意識の低い人間が有名な賞を受賞したりして地位を確立すると逮捕されるようなことを平気でするんだなーと思いました。
そこに元々攻撃性のある性質があって、さらに殴られて育つと凶悪犯罪を起こすのかなとも思ったりして、作者さんは案外死刑囚の気持ちの方に寄り添えるから、この作品ができたのかもしれませんね。