ネタバレ・感想ありあゝ我らがミャオ将軍のレビュー

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不意打ちでした♪
2021年3月7日
子供が政を行う。現代にあってはファンタジーな設定ではあるが、歴史上に於いてはあながちなくも無いリアル。
しがらみで凝り固まった大人には真似できない、主人公のフラットで自然体な生き様が痛快です。
国家や世の中について愚痴は言うけど考えてはいない大勢の皆さんにもぜひ読んで欲しい。国のことは他人事じゃないと思えば、本作は絶対面白いから。
こんな良作、もっと売れても良いんじゃない?
私が知らないだけで、アニメ化タイアップとかあるのかしら。
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良い子だからこそ素直に応援したくなる
ネタバレ
2020年7月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 独裁国家のトップを務めることになった9歳の女の子のコメディ奮闘記。JSにスポットライトを当てた作品の多くに、周囲の大人達を困らせるクソガキが登場する。僕はクソガキが嫌いだ。特に子供という立場を利用し、大した咎めを受けないことを理解したうえで、悪戯する子供の姿は憎たらしく思う。本作の主人公は、幼いながら国家のトップという立場を受け入れ、国民の幸せを願って奮闘している。大人達の声にも素直に耳を傾けるし、自分が未熟であることを認め、支えてくれる大人達に感謝している。とても良い子である。自分が同じような立場だったら、増長して我儘の限りを尽くすと思う。信じられないくらい、真っ直ぐに育っている。大変微笑ましい。また、同世代の子供と遊ぶことが大好きという、子供らしさも兼ね備えている。漫画の世界だと、似たような境遇にある子供は、年齢の割に大人びていて、感情の発露に乏しいキャラクターが定番だが、本作の主人公は表情がコロコロ変わり、見ていて楽しい気分になる。特別能力が高いわけでもない、どこにでもいそうな普通の良い子が頑張っている。だからこそ素直に応援したくなるのだ。
また脇を固める大人達のキャラクターも実に好ましい。僕は、他人に迷惑をかけるようなことをしても、子供のしたことだからと、簡単に許してしまう大人が大嫌いだ。本作の大人達は、子供だからといって過度に甘やかすことはしないし、もちろん媚びを売るようなこともしない。ダメなことはダメとはっきり言っている。施政を通じて教育と躾を行っているように見える。為政者と臣民ではなく、家族のような絆を感じる。大人達は失敗した主人公を叱咤激励する。主人公は大人達を信頼し、期待に応えようとしている。だからこそ素直に応援したくなるのだ(2回目)。
描線はすっきりしていて、万人受けしそうな絵柄だと思う。展開は単調ではなく、コメディとしても出来は悪くない。もっと評価されるべき秀作である。
カン党書記が好き
ネタバレ
2024年11月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 毎回理不尽に粛正されるカン党書記がかわいそうだけど笑ってしまう、あとお孫さんも可愛いから好き。
間のおまけ漫画も良いですね。
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「可愛いは正義」な人向け
2020年6月22日
架空の社会主義国家(どう考えても○国です)のトップが可愛い女の子という作品。
「可愛いは正義」の人なら読んで損はしないと思います。
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